w2ui.utils - にほんご。

概略

更新日: 2018-09-07

w2uiにはいくつかのグローバル変数があります。


w2ui

生成する全てのオブジェクト(Layouts, Grids, Toolbars, Sidebars, Sabs, Forms)は、 w2uiオブジェクトに付属しています。 最初は空のオブジェクトですが、ウィジェットが生成されるとすぐに、このオブジェクトの一部になります。 w2uiオブジェクトには2つの重要な目的があります。

  • 生成したオブジェクトに対して共通で統一されたアクセス方法を提供します。
  • 既に生成されたオブジェクトを上書きさせないようにします。(オブジェクト名は一意でなければなりません)

例えば、グリッドをmyGridという名前で生成した場合、以下のようにアクセスすることができます。

w2ui['myGrid'].get(3); // id=3のレコードが返ってきます
// or
w2ui.myGrid.get(3);

w2obj

LayoutやGrid等のプロトタイプにカスタムメソッドを追加する場合、w2objを使うことができます。 w2objを使うことで、そのメソッドをすぐに利用することができるようになります。 また、全てのウィジェットで定義されたデフォルトメソッドを上書きすることも可能です。

w2obj.grid.prototype.myFunction = function () {
    console.log('This function exists in all grids. ', this);
}

デモ

セルをクリックすると、 console.logが出力されます。

JavaScript
$('#grid').w2grid({
    name    : 'grid',
    columns: [
        { field: 'recid', caption: 'ID', size: '50px' },
        { field: 'lname', caption: 'Last Name', size: '30%' },
        { field: 'fname', caption: 'First Name', size: '30%' },
        { field: 'email', caption: 'Email', size: '40%' },
        { field: 'sdate', caption: 'End Date', size: '120px' }
    ],
    records: [
        { recid: 1, fname: 'John', lname: 'doe', email: 'vitali@gmail.com', sdate: '1/3/2012' },
    ],
    onClick: function(event) {
        w2obj.grid.prototype.myFunction();
    }
});
w2obj.grid.prototype.myFunction = function () {
    console.log('This function exists in all grids. ', this);
}
HTML
<div id="grid" style="height: 80px"></div>

w2utils

w2utilsにはいくつかの便利な汎用関数があります。 バリデーション、サニタイズ、フォーマット、エンコード等です。 例えばメールアドレスの形式チェックをする場合、以下のように指定します。

w2utils.isEmail('som@email.com'); // tureが返ってくれば正しいアドレスです

より詳しく知りたい場合はutils:methodsを参照して下さい。


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このコンテンツはvitmalinaによるw2ui.utilsドキュメントを翻訳/改変したものです。