w2utils.cssPrefix

cssPrefix(prop, val, returnString)

ブラウザ固有のプレフィックス(ベンダープレフィックス)を追加したCSSを返します。 戻り値はobjectです。

prop: string

CSSプロパティ。

val: string

CSSプロパティの値。

returnString: boolean

オブジェクトの代わりに文字列を返すかどうかを指定します。

説明

このメソッドはGrid、Popup等で内部的に使われます。 また、このメソッドを使用することもできます。 ベンダープレフィックスとして、 -webkit、-moz、-ms、-oを付与したオブジェクトを返します。

以下のように指定することができます。

var style = w2utils.cssPrefix('transition', '1s');
// {transition: "1s", -webkit-transition: "1s", -moz-transition: "1s", -ms-transition: "1s", -o-transition: "1s"} と表示します。
console.log(style);

デモ

"デモ用文字列"にCSSを追加し、ベンダープレフィックス付きのCSSオブジェクトをconsole.logに出力します。 "デモ用文字列"が赤で表示されます。
なお、CSSプロパティをcolorにしているので、ベンダープレフィックスは無意味です。

JavaScript

var style = w2utils.cssPrefix('color', '#d50000');
$('#demo').css(style);
console.log(style);

HTML

<span id="demo">デモ用文字列</span>