Using Link Hints

リンクヒントの使い方

リンクヒントはキーストロークでリンクを操作するために使います。

アルファベットヒント

デフォルトは、リンクヒントモードはアルファベットヒントと呼ばれます。 fを押すと、Vimiumはページ上のクリック可能な要素を特定し、 それぞれの要素の近くにラベルを表示します。 リンクをアクティブにするには、クリックしたい要素に関連付けられたラベルの文字を入力します。

ヒントは大文字で表示されますが、小文字で入力します。

ナンバーヒント^*1

オプションページでは、アルファベットヒントの代わりに、 ナンバーヒントを使うことができます^*2。 ナンバーヒントでは、クリック可能な要素の近くのラベルは数字で構成されます。 また、数字の代わりにリンクのテキスト自体を入力することもできます。 入力したテキストとマッチしないリンクは除外されます。 マッチするリンクが1つだけになると、そのリンクをアクティブにします。

アルファベットヒントよりも、ナンバーヒントを使う利点のひとつは、 fを押す前にどの文字を入力してアクティブにすれば良いか分かることです。 (アルファベットヒントでは、どのラベルがアクティブになるかを確認しなければなりません。)

*1 直訳では"Filtered Hints(=フィルタリングされたヒント)"ですが、名称が長く分かりづらいため、 ここではヒントに数字が表示されることから、"ナンバーヒント"と呼ぶことにします。

*2 オプションページで、"Use the link's name and characters for link-hint filtering"を有効にします。

ナンバーヒントのtips

• 常にアクティブなヒントがありますが、数字は網掛けされています。 <enter>を押すと、アクティブなヒントが選択されます。
• <tab>を使うとアクティブなヒントを変更することができます。 例えば、アクティブなヒントのラベルが1であり、 目的のリンクのラベルが2である場合、 <tab><enter>を押すと、それが選択されます。
• Vimiumはリンクにスコアを付けて、最適なリンクをアクティブにしようとします。 ヒントは入力した文字がリンクのテキストに前方一致する場合や、 単語の開始、単語全体と一致する場合に高いスコアを設定します。 通常、リンクテキストの先頭文字を入力すると、希望するリンクがすぐにアクティブになります。
• オプションページには、 リンクのテキストを入力してアクティブにするためにを押さなければなならないようにする設定^*3があります。 この設定により、リンクがアクティブになった後に、 意図せずにコマンドが実行されてしまう(共通の)問題を回避することができます。

  *3 オプションページで、"Require Enter when filtering hints"を有効にします。

隠れたヒントマーカー

時々、ヒントマーカー(ヒントラベル)が他のヒントマーカーを隠してしまう場合があります。 その場合<space>を使って重ね順を入れ替えることができます。 もしナンバーヒントを使用している場合、モディファイアキーも一緒に指定してください。(c-<space>等)