Tips and Tricks

tipsとテクニック

Vomnibarでの移動。

Vomnibarが開いており、リストが表示されている場合 <tab>/<shift><tab>、 c-n/c-p、 c-j/c-kでカーソルを上下に移動することができます。

最近アクセスしたタブ

Vomnibarがタブモードの時(デフォルトではT)、タブは最近表示したものから順に並べられます。

• T<enter>は最近表示したタブに移動します。
• T<tab><enter>は2つ前に表示していたタブに移動します。
• 3つ前以前も同様です

カウンタプレフィックス

Vimのように、多くのVimiumコマンドもカウンタプレフィックスを付与することができます。 例えば、Kは1つの右のタブに移動し、3Kは3つ右のタブに移動します。

フォルダ別のブックマーク検索

Vomnibarがブックマークモードの場合は、 フォルダごとにブックマークを検索することができます。 クエリに/を含めることで、 ブックマークフォルダ名^*1をマッチさせます。 例えば、"Mobile bookmarks"フォルダ内のBBCに関するブックマークを検索するには以下のように指定します。

/mob bbc

*1 フォルダ名は日本語も対応しています。

スムーススクロール

スムーススクロールが有効な場合、 jまたはkを長押しすると、ページがスムーズに上下します。 速度が遅すぎたり、速すぎる場合は、オプションページの"Scroll step size"で調整することができます。

スムーススクロールはデフォルトでは有効になっていますが、 オプションページの"Use smooth scrolling"で無効にすることができます。

フレーム

一部のWebページではフレームが使われています。 gfコマンドを使ってフレーム間を移動することができます。 gfでフレームを選択すると、選択中のフレームの枠が黄色で点滅します。

それでも、多数のフレームを使用したページでは、 どのフレームが選択されているか把握するのが難しい場合があります。 その場合、gFコマンドを使用すると、メインのフレームにフォーカスを戻すことができます。

最近のVomnibarクエリを繰り返す

Omniモード(o、O)では、 Vomnibarが開かれたあと、 <tab>で最近のクエリと検索内容のリストを開きます。 リストを選択すると、再検索や内容の編集をすることができます。

カスタム検索エンジンの場合も同様に、 カスタム検索エンジンを起動した直後に<tab>を押すと、 カスタム検索エンジンの最近のクエリリストを開きます。

カスタム検索エンジンのキーボードショートカット

カスタム検索エンジンはキーボードショートカットで直接起動することができます。 (つまり、Vomnibarを開き、検索エンジンのキーワードを入力してから<space>を入力する必要はありません。) いくつかの例を示します。

カスタム検索エンジン

g: https://www.google.com/search?q=%s Google
w: http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Special:Search&search=%s Wikipedia

カスタムキーマッピング

map s Vomnibar.activate keyword=g
map w Vomnibar.activate keyword=w

(keyword=Xオプションに注目してください。 これによりアクティブにするカスタム検索エンジンを選択します。)

上記のように設定した場合、 キーボードショートカットのsとwは、 それぞれGoogleとWikipediaのカスタム検索モードでVomnibarを起動します。

このオプションは、Vomnibar.activateとVomnibar.activateInNewTabにのみ指定することができます。

カウント付きのカスタムキーマッピング

カスタムキーマッピングにはカウントを含めることができます。

map d scrollDown count=5

このようなマッピング(とスムーススクロール)の場合、 dを押し続けると、jを押し続けるよりも速くスクロールします。

以下は複数のリンクを新しいタブで開き、 それぞれのタブが生成された時に切り替えます。

map qf LinkHints.activateModeToOpenInNewForegroundTab count=999999

input内でescキーを使う

Vimiuは<esc>でインサートモードを終了します。 一部のWebサイトでは、 <esc>で入力中であってもアクション(ウィンドウを閉じる等)を実行します。 Vimiumはそのような機能をブロックします。 一つの例としては、FacebookのMessengerポップアップです。

passNextKeyコマンドを使って問題を解決します。

map <c-]> passNextKey

これで<c-]><esc>を押すと、Webページに<esc>キーを渡します。 Facebookの場合は、Messengerポップアップが閉じられます。

音をミュートにする

toggleMuteTabコマンドは、 現在のタブをミュート/ミュート解除します。 このコマンドには2つの高度な形式もあります。

map X toggleMuteTab all
map Y toggleMuteTab other

1つ目は、ミュートされていないタブがあれば全てミュートします。 そうでなければ、ミュートされているタブを全てミュート解除します。

2つ目も1つ目と同様ですが、ミュートの判定に現在のタブが除外されます。

URLを指定してタブやウィンドウを作る

createTabコマンドを使用すると、 特定のURLのタブやウィンドウを生成することができます。

map X createTab http://www.bbc.com/news
map X createTab window
map X createTab incognito
map X createTab window http://www.bbc.com/news https://twitter.com/

グローバルマークとローカルマークの入れ替え

Vimでは大文字はグローバルマーク、小文字はローカルマークです。 ブラウザの場合、ローカルマークよりもグローバルマークの方が間違いなく便利です。 したがって、Vimiumではこれらを交換することができます。

map X Marks.activateCreateMode swap
map Y Marks.activateGotoMode swap

これらのマッピングでは、小文字がグローバルマークとしてみなされ、その逆も同様になります。

パスキーの無効化

Gmailのようなサイトでは、 通常、ページのキーボードショートカットを使うためにパスキーを設定します。 これによりVimiumはキーバインドにアクセスできなくなります。

passNextKeyコマンドを使うと、 再度Vimiumのノーマルモードに入ることができます。

# Vimiumのノーマルモードコマンドを1つだけ実行します。
map \ passNextKey normal
 
# 多くのVimiumノーマルモードコマンドを実行します。
map <c-}> passNextKey normal count=999999

キーマッピング

オプションページの"Custom key mappings"では キーの変換をすることができます。(一部のモード場合。)

キーの変換は、ノーマルモード、ビジュアルモード、および<esc>の検出(全てのモード)時に適用されます。

# ブラジル語キーボードで正しく動作します。
# "ç"を入力すると、"l"として扱われます。
mapkey ç l
 
# escのマッピングを追加します。
mapkey <c-c> <c-[>
 
# <c-[>を無効化します。
mapkey <c-[> <anyOldJunk>

シングルキーマッピングのみ対応しています。

ハードリロード

reloadコマンドを使用すると、キャッシュを無視して再読込みすることができます。

map R reload hard