ShellJS - にほんご。

pushd()

更新日: 2018-09-11

pushd([options,] [dir | '-N' | '+N'])

利用可能オプション

-n
スタックにディレクトリを追加する際に、カレントディレクトリを変更しません。 つまり、スタックだけが処理されます。
-q
コンソールに出力しないようにします。

引数

dir
カレントディレクトリをスタックの先頭にして、 cd dirに相当する操作を実行します。
+N
N番目のディレクトリ(dirs()で出力される0から始まるリストの先頭から数えます。) がリストの先頭になるようにスタックをローテートします。
-N
N番目のディレクトリ(dirs()で出力される0から始まるリストの末尾から数えます。) がリストの先頭になるようにスタックをローテートします。

指定方法

// process.cwd() === '/usr'
pushd('/etc'); // /etc /usr を返します。
pushd('+1');   // /usr /etc を返します。

カレントディレクトリをディレクトリスタックの先頭に保存して、dirに移動します。 引数を指定しない場合、先頭の2つのディレクトリを入れ替えます。 スタックに保存されたパスの配列を返します。


使用例

スタックに'./data_dir'を追加し、'root'をスタックの先頭に移動する例です。

構造
root
|-- data_dir
`-- test.js
JavaScript
var sh = require('shelljs');
// process.cwd() === 'root'
sh.pushd('./data_dir'); // ./data_dirを追加
sh.pushd('+1');   // 2番目のディレクトリ(root)を先頭に移動
結果
$ node sample.js
root/data_dir root
root root/data_dir


© 2012 Artur Adib Released under the BSD License. See LICENSE file for details.

このコンテンツはArtur Adib(arturadib)によるShellJSドキュメントを翻訳/改変したものです。