seed

更新日: 2018-09-04

特定のシードでChanceをインスタンス化することができます。 同じ結果を繰り返し取得したい場合に便利です。

var chance1 = new Chance(12345);
var chance2 = new Chance(12345);

// これらは同じ値を順番通りに生成します。
console.log(chance1.random());
console.log(chance2.random());

インスタンスはどちらも同じシードを持っているため、 呼び出されるたびに、同じ乱数列を生成します。

これにより、必要に応じて同じ結果を再現することができます。

Chanceは、 同じシードで同じ結果を生成する擬似乱数ジェネレータであるメルセンヌツイスタを元に作られているため、 同じシードを指定して乱数列を得ることができます。


シードに任意の文字列を指定することもできます。

var chance1 = new Chance("foo");
var chance2 = new Chance("bar");

// 以下は違う結果になります。
console.log(chance1.random());
console.log(chance2.random());

複数の引数をシードとして指定することもできます。

var chance1 = new Chance("hold", "me", "closer");
var chance2 = new Chance("tony", "danza");
var chance3 = new Chance("hold", "me", "closer");

// 以下は違う結果になります。
console.log(chance1.random());
console.log(chance2.random());

// 上記のchance1と同じ結果になります。
console.log(chance3.random());

© 2015 Victor Quinn Released under the MIT license

このコンテンツはVictor Quinn(victorquinn)によるChanceドキュメントを翻訳/改変したものです。